Tapyrus 活用事例:サステナビリティ

パートナー:国立大学法人 九州工業大学様

事例内容: 地域脱炭素モデルの構築

取り組む課題

日本のCO2排出の6割は衣食住を中心とするライフスタイルに起因しており、2050年のカーボン・ニュートラル実現に向けて、国民一人ひとりの意識変革・行動変容と脱炭素型のライフスタイルへの転換が不可欠です。大学が地域企業と連携しノウハウ共有や人材育成・供給、社会課題への対案などが求められており、本取り組みは産学が連携して社会実装を目指しています。

 

ソリューション

「九州工業大学カーボンニュートラル・キャンパス」プロジェクトを立ち上げ、新たな地域脱炭素モデルの構築に着手しています。複数のTapyrus APIを組み合わせ、CO2削減量の見える化に留まらずナッジ指示から評価まで一気通貫した脱炭素モデルを目指します。

キャンパスにおけるエネルギーの使用実態や環境配慮行動の実施状況等を客観的に可視化し、脱炭素ライフスタイルへの転換を促す仕組みをつくります。

 

実施内容

学生や教員の行動履歴、キャンパス内の建屋のエネルギーデータ、人の動き等、現状の使用実態や環境配慮行動の実施の状況をデジタル技術で見える化し、気づきを与えることによる行動変容を促します。また、CO2削減量の目標設定と達成状況、ランキング等、ゲーム要素を取り入れたナッジモデルの検証を行います。

 

活用事例 グリーンウォッシュ対策

企業の脱炭素化への取り組みが加速する中、再生可能エネルギーの活用や省エネルギー対策による CO2 削減効果を定量的に把握し、その環境価値を適切に評価・活用することが求められています。

しかし、環境価値の算定や管理には、データの収集・処理の煩雑さや、二重計上などの不正リスクといった課題があります。

また、一部の企業によるグリーンウォッシュ(見せかけの環境対応)が問題視されており、環境価値の信頼性を確保することが益々重要になっています。

そのために、ブロックチェーンの改ざん耐性が活きてきます。

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