サステナビリティ

カーボンニュートラル・キャンパス プロジェクト 「GYMLABO節電部!」の実証試験を開始

 -ブロックチェーンTapyrus(タピルス)を活用した新たな地域脱炭素モデル構築へ-

 

 株式会社chaintope(本社:福岡県飯塚市、代表取締役CEO:正田 英樹 以下、「Chaintope」)と国立大学法人九州工業大学(本部:福岡県北九州市、学長:三谷 康範 以下、「九工大」)は、公立大学法人北九州市立大学(本部:福岡県北九州市、学長:松尾 太加志 以下、「北九大」)及びみやまパワーHD株式会社(本社:福岡県みやま市、代表取締役:白岩 紀人 以下、「みやまパワーHD」)と連携し、九工大が推進する未来思考キャンパス構想※1の一環として、「カーボンニュートラル・キャンパス」プロジェクトの実証を開始しました。

 本実証を通じて、ブロックチェーン「Tapyrus(タピルス)※2」(以下、「Tapyrus」)を活用した新たな地域脱炭素モデルを構築し、2050年カーボンニュートラルの達成に貢献していきます。

 

1. 概要

2022年1月26日、Chaintope及び九工大は「カーボンニュートラル・キャンパス」を目指した連携の開始を発表しました。この構想に賛同する北九大及びみやまパワーHDがメンバーに加わり、Tapyrusを活用した新たな地域脱炭素モデル構築を着実に進めてきました。

 このたび、「カーボンニュートラル・キャンパス」プロジェクトのファーストステップとして「GYMLABO節電部!」の実証を2023年1月17日より開始しました。

 

■2022年1月26日ニュースリリース
URL:https://www.chaintope.com/2022/01/25/Kyutech_Carbon_Neutral

 

◯本実証が行われる戸畑キャンパスGYMLABO 
URL:https://www.gymlabo.kyutech.jp/

 

◯Tapyrusを活用した新たな地域脱炭素モデルのイメージ

 

2. 「GYMLABO節電部!」の実証を開始

 「カーボンニュートラル・キャンパス」プロジェクトの一環として、2023年1月17日から九工大戸畑キャンパスにおいて「GYMLABO節電部!」の実証を開始しました。

 「GYMLABO節電部!」では、九州工業大学戸畑キャンパスの消費電力量を見える化するモニターを設置して節電意識を高めるとともに、電力ひっ迫が予想される当日に送信されるメッセージに応じて節電行動を取った優秀な節電部員に対して、学内通貨「サステナマイル」を付与します。そして、受け取った「サステナマイル」はGYMLABO内のサービスと交換することができます。さらに、節電部員同士でサステナマイルを送りあうことで、日頃の「感謝」、「共感」、「応援」などキャンパス内での新たな価値の循環を表現することも可能となります。

 本実証は、ブロックチェーンを新たな成長産業の一つに据えて企業の育成や集積に取り組む福岡県の補助(福岡県先端情報技術開発・実証支援事業補助金)を受けて実施されています。本実証の成果は、今年度内での公表を予定しています。

 

◯「GYMLABO節電部!」モニター展示の様子

 

◯学内通貨「サステナマイル」利用の様子

 

◯「GYMLABO節電部!」へ登録している様子

 

◯「GYMLABO節電部!」への登録に集まる学生

◯学内通貨「サステナマイル」を利用してコーヒーを淹れる学生

 

3. 参画自治体、企業の募集

 「カーボンニュートラル・キャンパス」の実現を地域脱炭素の当事者として、共に目指していただける自治体様、企業様からのご連絡をお待ちしています。ご関心・ご興味がございましたら以下の問い合わせ先にご連絡ください。

 

【お問合せ先】

株式会社chaintope

代表者  :代表取締役CEO 正田 英樹
本社所在地:〒820-0066 福岡県飯塚市幸袋530番地25
事業内容 :ブロックチェーンテクノロジーカンパニー
メール:info@chaintope.com(担当:北川)

 

九州工業大学ホームページニュースリリース
「カーボンニュートラル・キャンパス プロジェクト「GYMLABO節電部!」の実証試験を開始」

ニュースリリース(PDF)

PR TIMES

 

※1)未来思考キャンパス構想

未来思考キャンパス構想とは、キャンパス内に最先端の「未来環境」を構築することで、学生や研究者が未来を身近に感じ、自由な発想で新たなアイディアを生み出すことを目指した取り組み。

九工大ウェブサイト:https://kyutech.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=7186&item_no=1&page_id=13&block_id=21

 

※2)Tapyrus(タピルス)

Chaintopeが開発するエンタープライズ向けのパブリックブロックチェーンです。

Tapyrusは、複数の法人で共同運営するコンソーシアムの方針に合わせて、新しい記録を分散台帳に書き込む際のルールを設計でき、かつ公開されているオープンソースソフトウェアを利用して、誰でも自由に分散台帳を閲覧できる透明性をあわせ持ちます。開発者はTapyrusの各種サービス(特許技術を含む)を利用し、ブロックチェーンの複雑な要素技術を意識する事なく、安全で高信頼のアプリケーションを開発することができます。

各業界のエンタープライズ向けにブロックチェーン技術を協力して社会実装するパートナー企業を募集中です。

なお、Tapyrusの機能は、Trusted Web推進協議会が検討を進めるTrusted Web ホワイトペーパーに準拠して開発していきます。

 

フクオカ・ブロックチェーン・アライアンス(FBA)は、産学官連携で取り組むブロックチェーンによる、まちづくり&人づくりを推進するチームです。

2030年には、ブロックチェーンがあらゆる人々のあらゆる生活シーンを支えることになるという将来を見据え、「ブロックチェーン人材の育成」や「場の醸成」、「産業クラスターの組成」などに、ここ福岡・九州からチャレンジしています。

https://fukuoka-ba.com/

 

一緒に働くメンバー募集

 Chaintopeは「社会にブロックチェーンを実装する」というミッションのもと、ブロックチェーンを用いたシステムによる社会問題解決を加速するため、採用活動に力を入れています。

 最先端の技術を用いたソリューション開発には、常に自己研鑽と探究心、そしてあそびごころが欠かせません。ご興味を持っていただいた方は、まずはお気軽に当社ウェブサイトよりご応募ください。

採用ページ:https://www.chaintope.com/joinus/

 

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