【CTO Tech Blog】Bitcoinの2106年のブロックタイムスタンプオーバーフローに対処するBitBlend提案
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当社のCTO、安土 茂亨がクラウドやBlockchainについて書き連ねるブログ Develop with pleasure! から最新記事をご紹介するCTO Tech Blog。
今回は「Bitcoinの2106年のブロックタイムスタンプオーバーフローに対処するBitBlend提案」というタイトルの記事をご紹介!!
ブログ記事の要約
Bitcoinのブロックヘッダに含まれる タイムスタンプフィールドは 32bit の符号なし整数 で表現されており、最大値は 2106年2月7日 06:28:15 UTC を指します。このフィールドは最新の11ブロックの中央値より大きい値でなければならないというコンセンサスルールのため、2106年到達後は 新規ブロックがマイニングできなくなる可能性 があります。
そこで提案されているのが BitBlend という手法です。これは現在の32bitタイムスタンプを 64bitとして内部的に扱う方法 で、既存のプロトコル設計をほぼ変更せずにオーバーフロー問題を回避します。
具体的には:
- 32bit値を64bitにゼロ埋めで拡張
- 過去11ブロック中央値(MTP)と比較し、オーバーフロー判断
- オーバーフロー時は MTPの上位32bit + 新タイムスタンプ下位32bit をブレンドして64bit値を生成
- P2Pメッセージは引き続き32bitでやり取り可能
この方法により 2106年以降も タイムスタンプの連続性を保ちながらブロック生成が継続可能 になります。また将来の同様の 32bit オーバーフロー(約136年ごと)にも対応できます。
📌 タイムロックへの影響
Bitcoin の2種類のタイムロック(CLTV/CSV)について:
- CLTV(絶対時間ベース)
nLocktime は 32bit のまま期限切れ扱いになる可能性があり、将来的にはブロック高さベースへの移行が示唆されています。 - CSV(相対時間ベース)
BitBlend の 64bit タイムスタンプ処理により、オーバーフロー後も現状どおり機能します。
元記事へのリンク
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