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ブロックチェーンで信頼性を担保した「ヒヤリハットAI分析サービス」が飯塚市の先端情報技術開発支援事業に採択

 

ブロックチェーンで「誰が発信したデータか」を明確化し、AI分析の信頼性を強化

株式会社chaintope(本社:福岡県飯塚市、代表取締役:正田英樹)は、このたび飯塚市が推進する「先端情報技術開発支援事業」において、当社提案「ブロックチェーンによりデータの信頼性を担保するヒヤリハットAI分析サービスの開発」が令和7年7月28日付で採択されたことをお知らせいたします。

本事業では、海運業界や建設業界で収集されるヒヤリハット情報をAIで分析し、傾向把握や事故予兆の可視化を実現します。さらに、データの発信者情報をブロックチェーン「Tapyrus(タピルス)※1」に記録することで、発信者を明確化し、AIが扱うデータの信頼性を高める仕組みを構築します。

当社はこれまで、三井住友フィナンシャルグループ、日本総合研究所、三菱総合研究所、岩谷産業、三菱ケミカル、ウェザーニューズ、水産庁、佐賀大学などとの取り組みを通じ、ブロックチェーン技術の社会実装を進めてまいりました。今回の採択を機に、AIとブロックチェーンを掛け合わせた安全対策の高度化を実現し、地域から全国、そして他産業への展開を目指してまいります。

今後の展開

  • 2025年度内にシステム開発を完了し、実証企業との検証を経て先行導入を開始
  • 2026〜2027年度にかけて内航船業界を中心に営業展開を推進
  • 将来的には建設業や他産業への応用も視野に展開

本件に関するお問い合わせ先

株式会社chaintope
担当:北川 広(フィールドセールス)
E-mail:kitagawa@chaintope.com

Chaintope Greenersについて

Chaintope Greeners(チェーントープ グリナーズ)は、現場での安全・環境に関する「気づき」や行動をブロックチェーン上で記録し、公正に評価・共有する仕組みです。従来のヒヤリハット報告よりも簡便な入力で貢献行動を登録でき、インセンティブとして独自トークンを付与。これによりモチベーション向上と前向きな職場文化を醸成します。さらに、集約されたデータを分析してリスク傾向を可視化し、熟練者の知見を次世代に継承する基盤としても活用可能です。心理的安全性を高めたコミュニケーションの促進、業界全体での学び合い、リアルタイムなリスク共有を通じて、安全で持続可能な組織づくりを支援します。
詳しくはこちら:https://www.chaintope.com/products/greeners/

 

※1 Tapyrus(タピルス)

Chaintopeが開発するエンタープライズ向けのパブリックブロックチェーンです。
Tapyrusは、複数の法人で共同運営するコンソーシアムの方針に合わせて、新しい記録を分散台帳に書き込む際のルールを設計でき、かつ公開されているオープンソースソフトウェアを利用して、誰でも自由に分散台帳を閲覧できる透明性をあわせ持ちます。開発者はTapyrusの各種サービス(特許技術を含む)を利用し、ブロックチェーンの複雑な要素技術を意識する事なく、安全で高信頼のアプリケーションを開発することができます。
各業界のエンタープライズ向けにブロックチェーン技術を協力して社会実装するパートナー企業を募集中です。
なお、Tapyrusの機能は、Trusted Web推進協議会が検討を進めるTrusted Web ホワイトペーパーに準拠して開発していきます。
※Tapyrusは株式会社chaintopeの登録商標です。

 

株式会社chaintope について

あらゆる情報がデータ化されていく社会。「そのデータは信じるに足るものか?」 と問われる中、ブロックチェーン技術のグローバルリーダーとしてこの問いに立ち向かい応えていくため、ブロックチェーン「Tapyrus(タピルス)」を開発し、社会への実装を進め、データ社会に信頼をもたらすことを使命としております。データを透明化することで誰もが安心して活用できるようにし、ビジネスから社会構造までの変革の実現のため、ファーストペンギンとして、共に道なき道を楽しむスピリットを胸に日々邁進してまいります。
ホームページ:https://www.chaintope.com

 

ニュースリリース(PDF)

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