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ブロックチェーンでエッセンシャルワーカーの方々の社会貢献行動を可視化する「Chaintope Greeners」を発表

~社会課題に取り組む企業の人への投資を強力にサポートし離職率の低下を目指す~

 株式会社chaintope(本社:福岡県飯塚市、代表取締役:正田英樹、以下「Chaintope」)は、ブロックチェーン技術を活用し、各業界の安全性向上と環境保護を促進する新サービス「Chaintope Greeners(グリナーズ)」を発表いたしました。
透明性の高い評価システムを構築し、貢献行動をリアルタイムで記録・共有することにより、正当な評価と公正なインセンティブ提供を実現し、モチベーションアップに繋げます。
ブロックチェーン「Tapyrus(タピルス)※1」による透明性の高い貢献価値の保存を基盤とし、貢献行動へのフィードバックループ及びインセンティブのサイクルを回すことで、業界の安全性と環境意識を向上させ、持続可能な社会の実現に向けた強固な基盤を構築します。

 

Chaintope Greenersが目指す新しい価値創造

 Chaintopeは2024年11月1日、ブロックチェーン技術を活用した新サービス「Chaintope Greeners(以下、「Greeners」)」を発表いたします。合わせてホワイトペーパーを公開します。

Greenersホワイトペーパー(PDF)

 Greenersは、エッセンシャルワーカーが活躍する業界において、社員の貢献行動を正当に評価し、安全および環境意識を高める文化の醸成を目的としたサービスです。エッセンシャルワーカーとは、医療従事者や介護職員、物流スタッフなど、私たちの生活基盤を支えるために必要不可欠な業務に従事する人々を指します。彼らは社会の機能を維持する上で重要な役割を果たしています。

Greenersがもつ3つの特徴

  • 貢献行動報告システムでは、業務における安全や環境に関する「気づき」を簡単に報告・共有できます。従来のヒヤリハット報告よりも入力方式を簡素化し、現場の声を確実に反映する仕組みを実現しています。
  • 貢献行動に対して会社からの評価を行いやすく、インセンティブシステムを通じて、安全確認や環境配慮などの貢献行動に対してChaintope Coinを付与します。これにより、現場の努力を適切に評価してモチベーション向上を促進するとともに、業界全体での共有による相互研鑽を実現します。
  • 分析・可視化システムにより、貢献行動を集約して傾向を分析し、現場間の比較や業界ベンチマークを提供します。また、熟練者の知識や経験をデジタル化することで、次世代への確実な継承を可能にします。

 これらの機能が有機的に連携することで、業界全体の安全性向上と環境保護に貢献します。

業界の課題

 貢献行動が十分に評価されず、業界に携わる人々が安全・環境に対して積極的に行動するためのモチベーションが低い状態です。結果として、離職率が高く、持続的な改善が難しいといった悪循環に陥ります。

 また、一般的なヒヤリハット報告が習慣化されると、ネガティブな視点で物事を見ることが常態化します。これは人間関係にも害をなし、コミュニケーションを阻害してしまう可能性があります。

 

Greenersの目的

 人々の貢献行動が正当に評価されることで、安全および環境意識を高める文化の醸成を目的としています。業界に携わる一人ひとりが積極的に貢献し、その行動が適切に評価される環境を整えることで、安全および環境への意識を浸透させることを目指します。

 そのために、Greenersでは貢献行動を可視化し、フィードバックを行いやすくすることで個々の努力が評価され、現場での貢献意識がより一層強化されることを目標とします。

 それらの結果、会社への定着率の上昇、会社価値の上昇にもつながり、ノウハウがしっかりと共有され、業界全体の安全水準を高めることに寄与します。

 

改善提案の共有は、業界におけるベストプラクティスの普及を促し、持続可能な成長をサポートします。また、エッセンシャルワーカーとしての価値を高め、業界全体の魅力を向上させることで、業界のイメージアップを図ります。これにより、業界で働くことの誇りを感じられるような環境を提供し、人材の定着と新たな人材の獲得にもつながります。

 

 

 

Chaintope Greeners 概要図

 

今後の活動

 2024年11月1日現在、すでに様々な業界から多くの企業様に強い関心を寄せていただき、各企業様との連携に向けた取り組みが加速中です。Greenersは2024年度中に実証を実施し、2025年春のサービス提供開始を目指しています。

お問合せ

 Chaintope Greenersに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

株式会社chaintope
代表者  : 代表取締役 正田 英樹
本社所在地: 〒820-0066 福岡県飯塚市幸袋576-14 e-ZUKAトライバレーセンターB211号室
URL : https://www.chaintope.com/
Mail : info@chaintope.com

 

※1 Tapyrus(タピルス)

Chaintopeが開発するエンタープライズ向けのパブリックブロックチェーンです。
Tapyrusは、複数の法人で共同運営するコンソーシアムの方針に合わせて、新しい記録を分散台帳に書き込む際のルールを設計でき、かつ公開されているオープンソースソフトウェアを利用して、誰でも自由に分散台帳を閲覧できる透明性をあわせ持ちます。開発者はTapyrusの各種サービス(特許技術を含む)を利用し、ブロックチェーンの複雑な要素技術を意識する事なく、安全で高信頼のアプリケーションを開発することができます。
各業界のエンタープライズ向けにブロックチェーン技術を協力して社会実装するパートナー企業を募集中です。
なお、Tapyrusの機能は、Trusted Web推進協議会が検討を進めるTrusted Web ホワイトペーパーに準拠して開発していきます。

 

株式会社chaintope について

あらゆる情報がデータ化されていく社会。「そのデータは信じるに足るものか?」 と問われる中、ブロックチェーン技術のグローバルリーダーとしてこの問いに立ち向かい応えていくため、ブロックチェーン「Tapyrus (タピルス)」を開発し、社会への実装を進め、データ社会に信頼をもたらすことを使命としております。
データを透明化することで誰もが安心して活用できるようにし、ビジネスから社会構造までの変革の実現のため、ファーストペンギンとして、共に道なき道を楽しむスピリットを胸に日々邁進してまいります。

 

フクオカ・ブロックチェーン・アライアンスについて

フクオカ・ブロックチェーン・アライアンス(FBA)は、産学官連携で取り組むブロックチェーンによる、まちづくり&人づくりを推進するチームです。
2030年には、ブロックチェーンがあらゆる人々のあらゆる生活シーンを支えることになるという将来を見据え、「ブロックチェーン人材の育成」や「場の醸成」、「産業クラスターの組成」などに、ここ福岡・九州からチャレンジしています。

https://fukuoka-ba.com/

 

幻冬舎「あたらしい経済」に取り上げていただきました!
https://www.neweconomy.jp/posts/429749

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