News Release

CEATEC 2023に出展、野村総合研究所と連携しデモ展示を実施

日本最大級のIT・エレクトロニクス総合展示会「CEATEC2023 – Society 5.0」が2023年10月17日(火)から20日(金)の4日間にわたり幕張メッセで開催され、Chaintopeが初出展いたしました!

 

CEATEC2023 – Society 5.0 について

開催日時:2023年10月17日(火)~2023年10月20日(金)
開催場所:幕張メッセ

趣旨:経済発展と社会課題の解決を両立する「Society 5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く
総来場者数:累計89,047名

 

 

当社の出展内容について

 

秘匿化トレーサビリティ

デジタル製品パスポート(Digital Product Passport:以下DPP)やサーキュラーエコノミーを初めとするブロックチェーンが必須のサービスに対して、弊社が独自に開発したブロックチェーンTapyrus(タピルス)が非常に有用です。特に今年度新たな機能としてゼロ知識証明を用いた秘匿化技術の特許を取得し、Tapyrusに実装し先日リリース致しました。これは、サプライチェーンにおける各社の正確なアウトプット(かつオープンにはしたくない情報)を保持しながら全体の整合性を確認できる技術です。ぜひ御社のサプライチェーンに実装いただき、ご活用いただければと思います。

 

野村総合研究所と連携したCO2削減証書の動的デモ展示

今回、Green × Digitalコンソーシアムの見える化ワーキンググループでともに実証実験を行なってきた野村総合研究所様のカーボントレーシングシステム「NRI-CTS」と連携した展示を行いました。ChaintopeがTapyrus APIを用いてエビデンスの存在するCO2削減データを証書化し、その証書をNRI-CTSから仮想売買を行い、購入した証書が記録されたトランザクションをTapyrus Explorerで参照する動的デモ展示を実施しまして、多くの来場者様にご興味を持っていただきました。

NRI-CTS ダッシュボード
Tapyrus Explorer

 

このシステムにより、異なるプラットフォーム間での証書の取引を実現し、証書のエビデンスへと直接アクセスできる事で検証可能となり、証書の透明性が担保できます。

この連携は、簡単なAPI連携によって実現しており、より大きなビジネスの広がりが期待されます。

 

 

2社並んでの展示出展で連携したデモ展示は野村総合研究所様、Chaintopeともに初の取り組みでしたが、非常に好評でした。実際に動作するデモを用いての説明であり、どちらの会社の説明に於いてもお互いの説明になるため来場者の皆様も理解しやすくご満足いただける取り組みとなりました。

 

来場されたデジタル庁の方へ説明 

 

4. お問合せ

 秘匿化トレーサビリティAPI、Tapyrus APIにご関心・ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

※1 Tapyrus(タピルス)

Chaintopeが開発するエンタープライズ向けのパブリックブロックチェーンです。

Tapyrusは、複数の法人で共同運営するコンソーシアムの方針に合わせて、新しい記録を分散台帳に書き込む際のルールを設計でき、かつ公開されているオープンソースソフトウェアを利用して、誰でも自由に分散台帳を閲覧できる透明性をあわせ持ちます。開発者はTapyrusの各種サービス(特許技術を含む)を利用し、ブロックチェーンの複雑な要素技術を意識する事なく、安全で高信頼のアプリケーションを開発することができます。

各業界のエンタープライズ向けにブロックチェーン技術を協力して社会実装するパートナー企業を募集中です。

なお、Tapyrusの機能は、Trusted Web推進協議会が検討を進めるTrusted Web ホワイトペーパーに準拠して開発していきます。

 

一緒に働くメンバー募集

 Chaintopeは「社会にブロックチェーンを実装する」というミッションのもと、ブロックチェーンを用いたシステムによる社会問題解決を加速するため、採用活動に力を入れています。

 最先端の技術を用いたソリューション開発には、常に自己研鑽と探究心、そしてあそびごころが欠かせません。ご興味を持っていただいた方は、まずはお気軽に当社ウェブサイトよりご応募ください。

採用ページ:https://www.chaintope.com/joinus/

 

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