2023年9月25日、福岡県飯塚市にあるBlockchain Awakening（以降、BA）※1に、欧州でサーキュラーエコノミーの取り組みでリードするオランダのCircularise B.V.（サーキュライズ）、日本でサーキュラーエコノミーを推進するパートナーの丸紅、ブロックチェーン技術を有するChaintopeの3社が集まり、デジタル製品パスポート（Digital Product Passport、以下DPP）に関して欧州と日本、そしてグローバル市場での今後の展開に関して意見交換を行いました。
BAにて、3社で行われた意見交換会
3社が集まった背景として、欧州委員会が進めるエコデザイン規則案にて示されているDPPに対し欧州・日本の企業の対応が急がれる中、具体的な要件や仕組み、欧州と日本間の連携など課題が多く残っている状況があります。
昨今、日本国内でもDPPの要件策定や実証実験の動きがスタートしています。日本が欧州と共にDPPをはじめサーキュラーエコノミーの分野で世界をリードするためにも、先に取り組みがスタートしている欧州の実情や今後のステップを理解し、積極的に企業や業界団体と共に実務での利用を見据えた実証や検証が必要です。
今回の会合では現状の共有のみならず、今後の展開も見据えて可能性は幅広く、また具体的な点はより深く議論を行いました。
3社は継続して情報交換や議論を行い、相乗効果を発揮する事で日本と欧州で存在感を示しビジネス拡大を進めて参ります。
秋の訪れを感じさせるBAのポーチで意見交換後の食事会
本会合が開催されたBAには知恵の神様が御分霊され祀られたブロックチェーン神社があります。3社は神社を参拝し共同でのビジネスの成功を祈念致しました。
秩父神社より御分霊された知恵の神を祀るブロックチェーン神社
※1 Blockchain Awakening（BA）
「身体も心も健康で本来のポテンシャルを発揮できる」為の環境設定を「暮らしフルネス」の概念を元に行い、ブロックチェーンエンジニアたちが心穏やかに健康で安心した環境で過ごせるようなブロックチェーンの聖地の実現を目指しています。
https://www.caguya.co.jp/news/26737.html
