パブリックブロックチェーンが地域の絆を可視化する
日々の生活と未来の街づくりをデザインできる地域通貨発行プラットフォーム
その事実をパブリックに証明できるソリューションです
NATALEの特徴
ガバナンス
取引の高速化
地域の独自性
導入イメージ
トータル運用モデル
パートナーシップモデル
NATALEが目指す、これからの社会
地域の資産家や地方銀行が保有する休眠資産が、地域の未来の為の活動を後押しし、地域振興と共に、投資した資産の価値もまた高まる好循環が生まれる。地域の産業を将来に残していく為に、地域全体のお金の流れをコントロールする集団意識が不可欠であり、その公正で正確なシステムをNATALEでなら実現できる。
キャッシュレス社会の到来は、ビジネスの様々なシーンを効率化し、個人の資産を無形化する。地域の生活者に便利な決済手段が提供される代わりに、キャッシュは中央に集められていく。生活者の利便性を損なわず、地域の資産が地域に留まる仕組みを迅速に構築する事が不可欠であり、地域のパートーナーがプロトコルだけを合わせて、自分のペースで自由に共同作業に参加するシステムをNATALEでなら実現できる。
高度経済成長期には都市への人口流出によって生じた地域の経済格差を、地方交付金によって埋め合わせ、公共インフラの拡充が図られてきました。しかし今、将来の人口減少が予測される中で地方が自立した経済圏を維持する事は、補助金事業だけでは限界が見えており、一定数以上の生活者が地域に留まり、相互に役割を補完し合う環境を形成しなければならない。農村には農村の、漁村には漁村の、自然の恵みを最大限に活かした生活習慣があり、品物の価値や経済活動を地域の特性に合わせてデザインする事で、人は住み着く。単なる受け売りではなく、本当に地域に合った経済圏をNATALEでなら実現できる。
NATALEの概要
地域通貨の概念はインターネットが拡大するずっと以前から語られてきました。効果が期待されつつも、大量の通貨の取引を扱う煩雑な作業に、ミスが許されない絶対の信用を担保して、人が運用する、あるいは人に代わるシステムを実現する事は不可能と考えられました。しかしBitcoinの登場によって、高い信頼によって緻密な取引の記録を機械的に処理する技術を私たちは手に入れました。当社が独自に開発したブロックチェーンTapyrusは、世界中で取引を続けるBitcoinの技術を基礎とし、Bitcoinが完全に純粋なパブリックであるが故に解決できないガバナンスの弱点、そしてファイナリティ問題をSigner Networkの概念によって克服しました。
NATALEの最下層のプロトコルレイヤ技術にはTapyrusを使います。Tapyrusプロトコルの通信モジュールを組み込んだシステムは、パブリックブロックチェーン上のブロックを自由に取得して取引記録を参照する事が可能です。私たちはTapyrusはオープンソースで公開していますので、誰でも自由に取引を参照するシステムを作る事ができます。Tapyrusプロトコルに最適化した設計によって、NATALEの上位のプロトコルレイヤを形成します。
地域通貨の保有者が求める取引の内容(トランザクション)に関して、移転制限の正当性の検査、見合い資産の正当性の検査、を実施した証である識別情報を署名技術によってパブリックブロックチェーン上に刻み込みます。前述のプロトコルレイヤとの処理の連携を組み込んだサーバーシステムを、地域通貨プラットフォーマーを志向する事業者様に合わせて、アプリケーションインターフェースを開発してご提供致します。