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ネイティブColored Coin機能を搭載したTapyrus Core v0.5.0をリリース

Tapyrusは各事業体向けに独自の台帳ネットワークを構成可能なエンタープライズ向けブロックチェーンです。今回リリースしたTapyrus Core v0.5.0では、ブロックチェーンのレイヤー1でネイティブに動作するColored Coin(トークン)機能を追加しました。

ネイティブColored Coin機能

トークンを取引する機能はこれまで、Bitcoinでも既存のトランザクションにオーバーレイする形のトークンプロトコルが複数展開されており、特にEthereumではERC20の登場以来、多数のトークンコントラクトがデプロイされています。これら多くがレイヤー2プロトコル/コントラクト層での実装であるのに対し、TapyrusのColored Coinはレイヤー1のコンセンサスルールでトークンの価値移転をサポートします。

レイヤー1でトークンが評価されることから、トークンの正しさを検証するのにブロックチェーン全体のデータをダウンロードして、関連トランザクションをすべて検証するといったことは必要はなく、UTXO単体でトークンの識別が可能になります。これは軽量デバイスにとっては重要な特性になります。また、レイヤー2プロトコルでは、トークンの識別のために使用済みデータをプルーニングできないといった制限がありましたが、レイヤー1で評価できるようにすることで、不要になったデータのプルーニングが可能となり、ノード運用コストを低減させることが可能になります。

Tapyrus Core v0.5.0では、新しいOP_COLOR opcodeを導入し、以下のタイプのトークンの発行、転送、焼却をサポートします。

  • 再発行可能なトークン
  • 再発行不可能なトークン
  • NFT(Non-Fungible Token)

仕様の詳細については、Tapyrusの技術概要のP.14にてご確認頂けます。

ダウンロード

v0.5.0の実行可能なバイナリは、リリースページからダウンロード可能です。また、DockerのイメージはDockerHubから入手可能です。

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